強い香りやコクが魅力の黒ゴマですが、適性摂取量を守って食べると美容に嬉しい効果があるということをご存知ですか？そこで今回は、黒ゴマの持つ美容効果を4つご紹介します。美容効果をアップさせるおすすめの食べ方もお伝えするので、気になる方はぜひ最後までお読みください。

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【黒ゴマの栄養成分】白ゴマや金ゴマとの違い

ゴマにもさまざまな種類がありますが、栄養面において大きな違いはありません。しかし黒ゴマは白ゴマや金ゴマと比較すると種皮の占める面積が多いため、脂質量は少なめです。また、ポリフェノールの一種で抗酸化作用のあるアントシアニンや、不溶性食物繊維のリグニンが多く含まれている点に特徴があります。

黒ゴマの持つ美容効果4選

ここからは、黒ゴマの持つ美容効果を4つご紹介します。

美肌作用

ゴマには、美肌づくりに役立つ栄養成分が豊富に含まれています。美肌を育てるためには欠かせないビオチンや、糖質をスムーズにエネルギー源に変換するチアミン、若返りビタミンと呼ばれているガンマトコフェロールなどが、代表的な美肌に効く栄養素です。身体の内側からキレイになりたいと願う人にとって、ゴマはぴったりの食品です。

白髪予防

黒ゴマは、セサミンやアントシアニン、セサミノールなどの抗酸化作用を持つ栄養素と、毛髪の健康を保ち頭皮の環境を整えるために欠かせない、ミネラルやビタミンを豊富に含んでいます。

また、黒ごまには血管の状態を良好に保って血流を良くする効果や、ストレスを緩和する効果もあるため、頭皮と毛髪の健康維持に効果を発揮するでしょう。黒髪の元となるメラニン色素の生成をサポートする栄養素もたっぷりと詰まっているため、白髪予防に役立ちます。

腸活効果

腸活に挑戦している人にも、黒ゴマの栄養素は嬉しい効果をもたらしてくれます。腸内環境改善し便通を促す水溶性食物繊維が豊富に含まれているほか、セサミンが腸内に存在する善玉菌を増やしてくれることが明らかになっています。腸内環境が乱れてしまうと、肌荒れやくすみなどが起きてしまうため、美肌を保つためにもゴマを食べて善玉菌を増やしましょう。

抗酸化・抗糖化作用

肌のシワ、たるみ、シミなどの変化が起こる大きな原因は、細胞の酸化と糖化だといわれていますが、ゴマに含まれるセサミンと呼ばれる成分は、体内に吸収されて代謝されることで抗酸化物質に変化し、活性酸素を除去する働きを持つようになります。

活性酸素が体内に多く存在すると、体内の細胞を酸化させて傷つけてしまい、生活習慣病を引き起こしたり老化を促進したりします。私たちの身体は「酸化」が進むことで、みずみずしさやハリツヤが失われていく仕組みです。また、糖分と身体のタンパク質が結合して起こる「糖化」も、老化の原因の一つだといえるでしょう。

ゴマに含まれる成分は、これらの酸化と糖化を引き起こす活性酸素を除去してくれる働きがあり、健康や美容に高い効果があります。

美容効果アップ！黒ゴマのおすすめの摂り方

ここからは、黒ゴマを摂取する際のおすすめの方法を紹介します。

黒ゴマ＋牛乳

白髪予防や美肌づくりにおすすめなのが、黒ゴマと牛乳を合わせたドリンクです。大さじ1杯のすりごまと電子レンジや小鍋で温めた牛乳200mlをよく混ぜましょう。甘みをプラスしたい方は、はちみつやメープルシロップ、オリゴ糖などを加えて調整してください。

野菜と和える

黒ゴマをお好みの野菜と和えて、醤油や砂糖で味付けすることで、ビタミンやミネラル、食物繊維などを効率的に摂取できます。ゴマの香ばしい風味を楽しむためにも、できるだけ薄味を心がけて味付けしましょう。

黒ゴマを継続して食べて、美容効果を得よう

本記事では、黒ゴマを食べることで得られる美容効果をご紹介しました。黒ゴマはサイズこそ小さいものの、中には豊富な栄養素がたっぷりと詰まっています。気軽にご飯やおかずなどのアクセントに活用して、美容効果を実感してみてください。