料理を作ってもなかなか上達しないという方も多いのではないでしょうか。料理が上手な人には共通の特徴があります。料理が苦手な方や料理をもっと上達したいという方は、料理上手な人の特徴を知り、真似をすることから始めてみましょう。この記事では、料理が上手くなるためのポイントをわかりやすく紹介します。

この記事を読むための時間：3分

料理が上手い人の特徴

料理上手な人の共通した特徴は「効率の良さ」にあります。効率が良いというのは、洗い物をしながら料理ができるということだけではありません。食材や調味料の使い方や食材の切り方、下ごしらえの方法など、料理が出来上がるまでの時間をいかに有効に活用しているかがポイントです。それぞれの調理工程にあるすき間を把握すれば、そのタイミングに別の作業ができ、時短にも繋がります。

また、食材や調味料を使いこなすことで、素材を活かした歯ごたえや味付けができ、より美味しく仕上げることもできます。これは、調理工程が頭にしっかり入っているからこそできる行動です。料理上手な人は、ただレシピ通りに調理しているだけではなく、全体の調理工程を把握し、使用する素材の特徴を理解している人だといえるでしょう。

料理が上達する5つのポイント

料理が上達したいという方に、以下で5つのポイントをご紹介します。

簡単にできる料理から始める

料理上手に見せたいからといって、初めから凝った料理に挑戦するのは控えましょう。まずは、自分の舌に馴染みのある定番といわれる料理を作ることが理想的です。パスタや野菜炒め、から揚げといった料理もいいでしょう。自分にできる料理を納得するまで作り続けることが上達するポイントです。

レシピ通りに作る

自分が理想とする味になかなか近づけない場合や調理工程がよくわからないという場合は、レシピ本やレシピサイトなどを活用することもおすすめです。どちらの情報も、調味料の分量だけでなく、火加減や調味料を入れるタイミングもわかるように解説されています。

レシピは、プロの料理人が作ったものです。レシピ通りに作ることで、プロの味を再現することができますので、ぜひその味を知っておきましょう。

下ごしらえは念入りに行う

調理工程において下ごしらえはとても大切な作業です。下ごしらえは少し面倒なイメージがありますが、下ごしらえをしっかりすることで、味に深みが増し、料理がより美味しく仕上がります。下ごしらえには、下茹で、あく抜き、下味、砂抜きなど食材に合わせた作業があります。食材に合わせて下ごしらえをすれば、味がしみ込みやすなり時短にも繋がりますので、ぜひ念入りに行いましょう。

食材の切り方を工夫する

下ごしらえと同じように、食材の切り方も味がしみ込みやすい切り方があります。特に野菜のような繊維のある食材の場合、繊維に沿って切ると、味がしみ込みにくくシャキシャキとした歯ごたえのある食感となり、繊維を断ち切って切ると、味がしみ込みやすく柔らかく仕上がります。調理方法によって食材の切り方を工夫することで、調味料で味を調整するだけでなく、食材の本来の味や食感を活かすことができます。

味見をしながら味付けする

どんなにレシピ通りの調味料の分量で味付けしているとはいえ、途中経過の味見は必須です。味は、火加減や野菜の切り方、下ごしらえの仕方で変わってきます。また、食べるタイミングによっても、薄味がよかったり、濃い味がよかったりする場合もあります。味見は、完成した料理の美味しさを確認するだけでなく、途中経過の味を知っておくことも重要です。

料理を自分のものにするためにも、「このタイミングでこの味付けをしたらこうなるんだ」と経験を積み重ね、しっかり記憶しておきましょう。

コツを掴めば料理も楽しめる！

料理が上手くなるには経験が大切です。料理上手の人でさえ、何度も失敗を重ねてきたはずです。料理が上達するまでの時間は人それぞれ違いがありますが、まずは、上達するポイントを押さえ、完成した料理の味をしっかり覚えておきましょう。

料理のコツさえ掴めば、効率良く作業も進み、自分なりの味付けが自然と身についてきます。失敗は次へのステップとして楽しみながら経験を重ねていきましょう。